2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

お買い得ウィジェット

無料ブログはココログ

« 夢に向かって | トップページ | "ガラナビ" »

「なぜ、国際教養大学で人材は育つのか」を読む

来週、国際教養大学の方のお話を聞く機会に恵まれた。が、国際教養大学のことを何も知らなかった俺は、とりあえずこの大学のことを調べてみることにした。ふむふむ・・・

○秋田空港にほど近い大学で
○学生数は150人ほどの単科大学
○授業がすべて英語で行われ
○4年で卒業できる学生は半分程度
○就職率の高さは際立っており、全国から注目される大学になっている

そんな大学を俺は知らなかったのか。。
さておき、この本の著者である中嶋嶺雄氏は、東京外語大学の学長も務めたことがある方とのこと。本の内容は、痛快を極める。

□日本の大学の悪いところは、既得権益にしがみつく教員
□教授会の前では、学長の力など微々たるもの
□教養部の衰退が日本の大学をダメにしている
□国際的な潮流から取り残される日本の大学
□復活のカギは「教養」

本だけ読んでみると、この大学の教育方針は徹底している。英語を国際的な標準語とした上で、英語の習得を第一とし、卒業までにはTOEIC900点以上を目指している。単なる外国語の習得ではなく、海外からの留学生と共同生活をしたり、卒業要件に1年以上の留学を定めたりしている。国際的な舞台で活躍するためには、必死で勉強した上でのたくましさが必要。「大学で勉強もせず、遊んでいる学生に未来はない」と断言している。

本に書いてあることがすべて正しいのかと言われると、決してそんなことはないと思う。しかし、海外を知った上で日本を見る、という見方には納得できるし、この大学に在学した学生が多くの企業から注目されているということも、少なくとも就職という意味では社会の要請に応える人材を送り出していることに疑いの余地はない。
現在の悩みは、「就職率の良さ」が独り歩きしていることだという。(関係者に直接聞いたわけじゃないけど)
「大学は偏差値で選ぶもんじゃない」と高校の先生や大学関係者は言うけれど、そうは言っても日本人の心に深く刻まれた大学ブランド志向はそう簡単に消えるものではない。
でも、本はその状態をガラパゴスとし、同校よりも偏差値の高い大学をあえて蹴って、国際教養大学に入学する学生の意識の高さについて触れている。
大学入学前に人生の目標が明確になっている人なら、こういう大学を選ぶという選択肢もあるのでは、と思った。

« 夢に向かって | トップページ | "ガラナビ" »

「学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 夢に向かって | トップページ | "ガラナビ" »