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俺らの時代

仙台に行って、工学実験衛星「はやぶさ」の講演会を聞いてきた。
講演会は東北大学、会津大学、JAXAから第一線で活躍する先生方が集まり、それぞれの想いを語った。
私が尊敬する先生が曰く、「これからの若い世代には、ぜひ失敗することから学んでほしい。」とのこと。失敗からは多くのことを学ぶことができて、いきなり成功してしまうと得るものもそれほど多くないそうだ。一方で、宇宙開発は失敗が許されない側面があり、結果的に失敗だからといってそのミッションすべてを否定されてしまうような考え方は改めるべきであるとも言っていた。

確かにその通りである。「はやぶさ」は地球にカプセルを還したから成功ということになっているが、ミネルバはイトカワの地表に降り立つことができなかった。先生は、すべてのものごとがパーフェクトにいくことなんてないとも言う。どこかで妥協して、最終的な成功をつかむために進んでいくのだと。
さて、先生の話でとても印象に残ったことがある。先生が実際に人から言われたことである。

「『はやぶさ』が地球に還ってこなかったら罰則ものだ」

先生は、「これはとてもおそろしいことだ」とスライドに書いていた。
この考え方が、研究をしようとしている人を委縮させるのだという。
先生は「失敗を恐れずに立ち向かう勇気を持て」とも言うが、正直難しいところもたくさんあると思う。
でも、現在活躍している先生方は、自分たちで未来を切り開いてきた人たちだ。
彼らにできて、自分たちにできないことはないはず。
我々の世代の人間も、失敗を恐れずに逆境に向かっていくくらいの心構えが必要なんじゃないか、今日の話を聞いてそう思った。

それと、自分たちはいつまでも人の後ろを追いかけているだけではいけないのだと思った。
自分自身、これまで前を歩く人を後ろからついていくだけだった。でも、日本の宇宙開発がNASAに後れをとってばかりではなかったように、これからの時代を担う我々も、先輩から受け継いだものを育て、次の世代に渡す役割を持っているのではないか。

自信を持って新たな挑戦をすること。「はやぶさ」にも、先生にも、そんな大切なことを教わったような気がした一日であった。

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